エッチング製作工程
エッチングとは
ガラスに溶液をつけて行う腐食エッチングとは違い、サンドブラスト技法を使用してエッチング加工をしております。
腐食エッチングに比べて安全で地球にやさしい技法です。
サンドブラストとは、コンプレッサーで圧縮空気を作り、そこに研磨剤を混ぜてガラスなどに吹き付ける技法です。
文字や絵柄を彫刻したい部分にマスキングを施し、サンドブラストを行うと対象部分がすりガラスとなって 残ります。
エッチングの工程
- 原稿作成
パソコンでデザインを作成し、トレーシングペーパーへ印刷します。 - マスク作成
原稿とマスキング材(オーディルフィルム)を重ねて、露光機(紫外線)で感光させます。
(昔あった日光写真と同じです・・・ちょっと話が古いですが)(^^;)
次に、そのマスキング材を現像液で洗い流します。
紫外線が当たった部分は硬化され、文字や線の黒い部分は溶け洗い流されます。 - マスキングフィルムの貼り付け
彫刻する素材に接着剤を塗りマスクを貼ります。
サンドブラストをしないところは、養生テープでしっかり止めます。 - 彫刻
空気の圧力を調節して、ブラスターで砂を吹き付けていきます。 - 完成!
マスク、養生テープを外して製品を洗い流せば完成です。
マスクのお話
普通サンドブラストでは、オーディルフィルムと言うものを使用してマスクを作ります。(どの工房さんでも同じで、特殊なフィルムではありません)
違いは、小さな文字・線をどれだけ表現できるかにあります。
右の画像はエッチング工房縁で作ったマスクです。
爪楊枝の先と比べて、かなり細かな所まで表現できていると思いますが、私自身まだまだ満足しているものではありません。
もっと、精細なマスクを作りたいと思い試行錯誤を続けています。
